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長崎内視鏡外科研究会
2020年度研究会の奨励賞:野田恵佑先生
平成28年に長崎大学を卒業し、卒後5年目になりました。昨年度は国立病院機構長崎医療センターで1年間勤務させていただきました。長崎医療センターは腫瘍外科、移植・消化器外科の混成チームで、非常に多くのことを学ばせていただき大変貴重な経験をさせていただきました。
その中で、2020年2月8日に行われた第26回長崎内視鏡外科研究会において一般演題「腹腔鏡下胆嚢亜全摘術(LSC)は胆管損傷リスクを低減させる」という題で発表させていただきました。腹腔鏡下胆嚢摘出術は若手でも執刀させていただくことが多い手術ですが、炎症の程度によって難易度に雲泥の差があり、その中でいかに胆管損傷のリスクを減らすかということを考察することは大変勉強になりました。
また、今回の発表内容をブラッシュアップして2020年6月に開催された第28回欧州内視鏡外科学会(EAES2020)に参加させていただきました。新型コロナウイルス感染症の影響でweb開催となりe-posterでの発表となりましたが、大変貴重な経験をさせていただきました。
今回、このような賞をいただいたことは、長崎医療センターの先生方の日頃からのご指導の賜物と存じます。これからも感謝の気持ちを忘れず日々精進して参りたいと思います。
今後も長崎内視鏡外科研究会を通して私自身の成長、そして長崎県の内視鏡外科の発展に貢献できれば幸いです。今後ともよろしくお願い申し上げます。

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